2021-02-26

看護師 高石麻里奈さん

看護師 高石麻里奈さん

私は、加計呂麻島のゆうたけという施設で働き始めて、3年経ちます。

施設の仕事はゆうたけが初めてで、最初は戸惑うことばかりでした。

施設では、出来る事はしてもらって出来ないことに介入するため、待つということの難しさを知りました。

又、施設では、医師が駐在するわけでは無いため、看護師の判断がとても重要になります。

加計呂麻島自体離島で、島内にも医師はおらず、週2回診療所があり、その他は瀬戸内町の方へフェリーに乗って病院受診となります。

又緊急時は、Drヘリや救急艇(船)での救急搬送も有り、看護師の責任の重大さを改めて実感しています。

しかし、難しい・悩むことばかりでなく、毎日入居者さんと笑って過ごす時間の方が多く、一人一人の入居者と密に関わる事で、信頼関係を気付く事が出来、自分のおじいちゃん・おばあちゃんの様な存在がたくさん出来ました。

みんなで笑ったり、遊んだり、たまには泣いたりして過ごし、たくさんの濃い思い出が出来ました。

また仕事以外では、加計呂麻島という小さい島で子育てをしていて、子供の少ない島で同級生も少ないという状況ですが、地域の人たちみんなにかわいがってもらったり・叱ってもらったりと、たくさんの手で育てられ、のびのびと成長している子供をみて、大事な時期をここで育てられて良かったと思い感じています。

これからも、仕事でもプライベートでも、この加計呂麻島で充実した時間を過ごしていけたらいいなと思っています。

加計呂麻島は、不便な島だと思われると思いますが、人は暖かく海も綺麗で、時間のゆっくり流れる島です。ゆうたけのおじいちゃん・おばあちゃん達もみんな、かわいくて、楽しくて優しいです。

こんなゆうたけで、一緒に仕事をしてみませんか? 加計呂麻島で、お待ちしています。

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